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北陸新幹線敦賀開業1年半遅れ 県内や沿線各県への影響は
2020年11月17日
北陸新幹線敦賀までの開業が1年半程度の遅れることで、県内にはどのような影響があるのでしょうか。北陸の沿線各県の声を含め、まとめました。

2023年春の開業へ。期待が膨らむ中、突如明らかとなった北陸新幹線敦賀開業の遅れ。
国土交通省は、敦賀駅の工事で作業員や機材不足による遅れが生じているほか、石川と福井の県境にある加賀トンネルで地盤のひび割れが見つかり、補強のための追加工事が必要になったことから、開業が1年半程度遅れる見通しを明らかにしました。
これで2046年に予定されている大阪までの全線開業のスケジュールも不透明な状況となっています。
さらに建設費も、入札の不調などでおよそ2880億円追加になる見通しです。
*与党整備新幹線PT 細田博之座長「1年半、2880億円は了承できない。もっと真剣かつ努力した成果を見せてほしい」
*石川県 谷本正憲知事「1年半も延期なんてことをさらっと言われても、我々としては納得できない」
*福井県 杉本達治知事「一体いつから、工事が遅れているのか明らかにしてほしい」
今月12日には、国交省の鉄道局長と建設工事を担う鉄道・運輸機構の理事長が沿線都府県でつくる北陸新幹線建設促進同盟会の会長を務める新田知事のもとへ訪れ、一連の状況を説明し謝罪しました。
*新田知事「敦賀開業については、政府与党の申し合わせで決められたものであり、工期が1年半も遅延し、2880億円もの事業費増額という説明は、容易に受け入れられるものではない」
*富山県議会 上田英俊議長「工期の遅延、工事費増については説明は説明として聞いたが、一方で当然大阪までの延長のスケジュールは絶対に変えていただくわけにはいかない」
建設費の地元負担は、富山県は支払いが終わっていますが、石川県と福井県は、今後、増えることが懸念されています。
新田知事は、地方負担が増えないよう沿線各県と連携して対応していくとしました。
*新田知事「福井を中心に影響がとても大きい訳ですから、まずはこの3県で対応を協議したい」
敦賀開業に合わせ、観光客を受け入れる準備を進めてきた観光地では・・・。
*福井・東尋坊商店街「集客のために、商品の配置替えや改装を計画していた。少し計画が変わってきそう」
*福井・あわら温泉 まつや千千「GoToキャンペーンが終わった後、どうなるか分からない中で、旅館にとっての1年半はかなり厳しい」
*石川・山代温泉観光協会 萬谷正幸会長「せめて半年後くらい、2023年度内、秋ぐらいに開業してほしい」
一方、富山県内への影響はあるのか、有識者に聞きました。
*北陸経済研究所 藤沢和弘担当部長「石川とか福井の延伸地域に比べたら、富山のダメージはそんなにないと思うが、それでも敦賀開業が、ほとんど京都開業だという認識で業界もみんな走ってきたわけだから、1年遅れれば1年分の本来富山に落ちるはずだった観光客が来なくなるから、ダメージは大きい。厳しいのは金沢ですね。多分相当つぶれるところが出てくる。そもそも金沢にホテルを作っていたときに、2023年の敦賀開業まで我慢だということで多くのホテルや旅館が来ている。それがコロナでダメージを受けてどうしようと言ってる時に、更に1年半遅れるとなると、石川は、富山とは比較にならないダメージ。Q富山のホテルラッシュも敦賀開業を意識?もちろん見込んでやっている。今後、凍結や一時的な撤退もあるかもしれない」
※当HPは、報道目的のニュースサイトとして作成されたもので、その内容は当該放送時点のものが掲載されています。
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