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庄川のサケやな漁 減少傾向の中で生育調査
2020年11月18日
秋の風物詩、庄川のサケのやな漁は、今、最盛期を迎えています。捕獲量が、年々減少傾向となる中、18日は水揚げされたサケの生育状況を調べるため国や県の研究機関による調査が行われました。

調査は、水揚げされたサケの生育状況を記録し、統計を取ることで水産資源の維持・確保を目指すもので、毎年行われています。
18日は庄川沿岸漁業協同組合連合会のメンバーのほかに、国や県の研究機関の職員が訪れ、調査を進めていました。
調査では、うろこの採取のほかにも捕獲したメス50匹の体長や重さ、そして卵の量を測ります。
なかでも重要なのが、耳石と呼ばれる三半規管の一部を取り出す作業。卵の時の水温によって体内に標識が刻まれ、この標識と「うろこ」からわかる年齢を組み合わせることで、捕獲したサケがいつどこで放流されたかが分かります。
こうした調査は、サケの放流した数と捕獲量の関係を調べる材料になります。
庄川では、2009年度に本州の日本海側では最も多い6万匹をこえる捕獲数が記録されましたが、年々減少が続き、特に去年はこれまでで最低のおよそ5400匹と記録的な不漁になりました。
温暖化による海水温の上昇などが原因と言われていますが、まだ詳しい原因はわかっていません。
*国立研究開発法人 水産研究・教育機構 阿部邦夫技術課長「年々(サケの)資源が減少している。サケは4~5年で戻ってくるが、4年前に稚魚を放流したときの沿岸の環境は、あまり良くなかったのではと言われている。はっきりとした答えは出ていない。これから調査をしていく。傾向としては、サケの資源が減っていることがデータでもはっきり分かる」
30年以上続けられてきたこの調査を継続することで、関係者はふ化事業の技術向上と資源確保につなげていきたいとしています。
今年は、今月10日現在で2954匹と、去年に比べおよそ2倍になっていますが、シーズン全体では1万匹を割る予想だという事です。
※当HPは、報道目的のニュースサイトとして作成されたもので、その内容は当該放送時点のものが掲載されています。
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