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新型コロナ 県内での感染再拡大を防ぐ
2020年11月16日
県内でも再び感染者が確認され始めた新型コロナ。東京や大阪、北海道など全国で急速に感染が再拡大しています。県内での感染を再拡大させないために、今、何が必要か。検査体制の現状や課題などを含め取材しました。

富山市婦中町にある富山西総合病院。新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、今月2日からは「発熱者専用外来」を設け、感染の疑いがある人とそうでない人の動線をわけています。
*富山西総合病院 藤井久丈理事長「入院患者のこともあるので、内部にクラスターが発生しないように迅速に分かるような検査法を使う。それがPCRであったり、高感度の抗原検査。それを駆使していろいろやっていくことが医療機関を守ることにつながる」
藤井理事長は、感染リスクをゼロにすることは難しいとしながらも、対策の幅を広げることでリスクは下げられるとし、新たな検査方法を導入しました。
1回の検査で新型コロナウイルスとインフルエンザの感染の有無を確認できる検査キットです。
鼻に何度も綿棒を差し込むのが難しい子どもなどへの活用も期待されています。
富山西総合病院では、PCR検査や抗原検査と組み合わせ、感染状況や患者の年齢などに応じて対応していきたいとしています。
*富山西総合病院 藤井久丈理事長「検査自身もどんどん変わっていくのかもしれないが、常に最善を尽くしてということと、私たち医療者もそうだが、実際に病院にかかられる方の協力も必要だと思います。そうしないと医療が立ち行かないことになる」
このように、医療機関で検査体制を強化する背景には、新型コロナとインフルエンザの同時流行の懸念だけでなく、県内で先週から始まった発熱外来の新たな体制があげられます。
これまで、発熱患者には主に保健所などの相談窓口を通して、専門外来を紹介してきましたが、先週からは体調に異変を感じた場合、まず「地域のかかりつけ医」に
相談。検査体制が整っていれば、その病院で検査を受け、難しければ、ほかの医療機関で検査をうけます。
保健所の負担軽減や感染症指定病院が重症者の治療に専念できるようにするねらいです。
県によりますと、この冬、ピーク時に予想される新型コロナウイルスとインフルエンザの1日の検査数は3592件。
一方、県内の医療機関などで可能な検体採取は最大で3707件と、かろうじて対応できるとしています。
対策を話し合う県の会議のメンバーで、県衛生研究所の大石和徳所長は、県内の検査体制は十分としながらも、懸念される第3波については次のように指摘します。
*富山県衛生研究所 大石和徳所長「国民の感染対策と経済活動の動きに連動して波が来ていると思う。ただ、これからの寒さがこれから起こる波を加速させるかどうか。これはあるかもしれない」
大石所長はこの冬、感染を少しでも拡大させないためにマスクの着用や3密を避けるなどの基本的な対策に加え、1時間に1度程度の換気や湿度40%以上を目安に適度な保湿を心がけることが大切だと話します。
*富山県衛生研究所 大石和徳所長「いろんな知識、情報、対策の方法もみな身につけているので、どこで気を抜くと危ないかわかっているわけで、そこを十分生かしながら冬を乗り切ることが大事」
その中、子どもへの過度な感染対策を求めないよう訴える医師もいます。
富山市の対策検討会議の座長を務める富山大学附属病院の小児科医、種市医師です。
種市医師は、14日の講演会で県内の第1波、第2波での子どもの感染状況を発表。
部活動や合唱などの活動を行っても、子どもたちの間では感染が拡大しなかったとし、子どもへの適切な感染予防対策を求めています。
*富山大学附属病院 小児科医 種市尋宙医師「子どもたちにとってはコロナ以上に危険はウイルスはたくさんあるわけで、感染対策を全くしなくていいという意味ではない。基本的な感染対策をやっていくことが大事で、必要以上に接触を禁止するだとか、必要以上に会話を禁止するだとか、する必要はない。子どもたちは今成長発達の途上にいるので、子どもたちを追い込んじゃいけないと思っています」
※当HPは、報道目的のニュースサイトとして作成されたもので、その内容は当該放送時点のものが掲載されています。
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